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奥出雲和牛の歴史
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   神話の里、奥出雲
 出雲神話に、牛飼いの神「和加布都努志能命(わかふつぬしのみこと)」が牛による農耕を教えたと伝えられているほど、人間と牛は古くから密接なかかわりを持ち続け、日本の農耕文化の繁栄を築いてきました。

 古くから牛とのかかわりが深い当地方は、牛に対する細やかな心づかいや愛情、そして技術が、人々によって脈々と受け継がれ、当地方独特の飼養管理が確立されるとともに、改良に不断の努力がなされ、全国に名声を高めるに至りました。
   和牛の改良について
 和牛は日本古来の在来種であり、現在は食肉用に供用されていますが、古くは農耕用として飼育されていました。

 中国地方では、百数十年前から「つる」の造成という当時としては世界に誇るべき改良事業が行われてきました。当地方のつる牛は「ト蔵(ぼくら)づる」といい、1855年頃、仁多郡奥出雲町鳥上のト蔵甚兵衛正昇氏が造成したものと伝えられています。そのつる牛を祖先に、和牛改良の歴史に多くの優良牛の土台をなし、名牛として不動の地位を築いた「第7糸桜」号は昭和45年12月10日、当地から誕生しました。
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